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あっという間に…

ご無沙汰をしています ハッと気づけば12月なっていました 今年を振り返れば世界を震撼させるような大きなニュースが次々と 入ってきましたね ハイチの大地震に始まり アイスランドの噴火 その後も各国で豪雨に猛暑 中国での土砂災害 森林火災 そして地震。。。 自然災害が特に目立っていたような気がします そしてこの夏日本の都心では死者も出るような猛暑でしたね この10何年かで建物は冬の寒さに対してすざましく進歩をし 《暖房機1つで十分に暖かい家》になってきていますが でもそんな住宅でも夏の暑さに対してはどうなんでしょうか? 信州の夏でさえも日中は陽射しが厳しく 大きな窓からカンカンと差し込む陽を避けるために立て掛けられるよしず ホームセンターではそのよしずが売れまくっていました 日本の建物はその気候風土を反映し地域によって様々な特徴的形状を もって建築されてきましたが大手ハウスメーカーによって 日本全国どこでも同じ形の建物になってしまいましたね と一言で片付けてしまうのも無理がありますが。。。 建ててしまった後からでは対処法しかありません それでもこの先温暖化は進み涼しい夏はやってこないのです 見越してのリフォームもあると思います これからのリフォームには夏の暑さ対策の提案も重要だと感じた1年でした さて年末これから大掃除です 永く快適に家を持たせるために手入れをしていきましょうね 本年も大変お世話になりました! 皆様もよい年の瀬をお迎え下さい

補強工事いろいろ

  大きな地震により倒壊した建物はいくつもの問題があり どれが倒壊の原因なったのかはっきりしませんが 弱小地盤 壁量不足 基礎不良 建物の偏心 etc。。。 補強が必要な場所を見分けるのはやはり診断士にお願いして 補強箇所が決まったら金額を出すのですが 診断結果 昔の木造住宅でもっとも不足しているのが壁量です 壁の補強金額 は 1ヵ所10万円 で計算します その内容は床天井部分が見えるまで解体し そこに補強のための筋交を入れ天井床を元に戻します 但しその部分だけでは仕上がりの見た目も悪く取り合いにも支障あり そのために結局大掛かりな工事になってしまうので 一概に1ヶ所いくらと出すことは難しく 実際は 10万以上の費用 が掛かります そこで天井や床をいじることなく 柱の根元に金物を使うことで 解体部分を最小にし工事価格を安価に出来る ML金物による補強   http://www.kenkyukai.jp/metal/ 構造用合板出の補強 仕口の補強 通し柱の補強など様々な箇所に使えます 金物をつけ構造用合板に内装だけ仕上げれば 複雑な納まりでない限り1ヵ所当たり10万以内での補強が可能 だと思います 柱と土台が緊結されたら 次に必要なのは 基礎と土台の緊結 です  室内での緊結は床を解体しないと出来ないのですが 既存建物の補強は側面から接合が効果的 外部から取り付け可能なホールダウン金物 は多数出ています http://www.grandata.co.jp/ http://www.aimkk.com/product/inotimamoru/index.html http://www.kenkyukai.jp/metal/ 更に建物の偏心を少なくさせる効果的な耐震は上部を軽くする 屋根瓦を軽い鉄板葺にすることだと 思います その他にも梁や土台に取り付けせずに壁倍率を上げられる 耐力面材も出てきています 工期と費用の短縮縮小は建築士の考え方や知識に依るところが大きいので どこに依頼するのか見極めることが一番難しいのかもしれませんね

耐震改修をしたいけど

地震 雷 火事 親父 昔から怖いものの例えは親父以外は自然の脅威ですね 今の時代 親父に代わって怖いものといえば何かしら? 今の私にとって怖いのはあれですよ アレ… 自然災害といえばチリの落盤事故で地下に閉じ込められている 作業員の皆さんは今日無事に救出されるのでしょうか 70日間地下600mの狭い空間に 恐ろしい事です  33人のとても強い団結力で過ごされていたと聞きます 現場で同じ苦労をされてきた仲間が一緒でどれだけ心強かった事でしょう でもやはりもしもの時を想定してあった避難スペース そこへ逃げ込めたことが奇跡ですね! さて耐震のお話の続きですが 耐震対策は特に必要ない という回答 4.6% http://www.pref.nagano.jp/jyuutaku/kentiku/sokushin/k-bun01-07.pdf#search='長野県耐震改修促進計画' その回答者以外は何らかの対策を取りたいと考えているということになります まずは耐震診断により  自宅のどこがどれ位補強が必要なのか知っておくことが前提です☆ 以前も耐震診断後に基準をクリアーしているお宅は1件も無かったと書きましたが その後改修をしたという方も数少ないのが現状で 簡単な家具の転倒防止グッズも備えになるかもしれませんが まずは家の中の 滞在時間の長い場所を安全な場所にしておきましょう いくら家具を支えても壁・天井が崩れてきたのではどうにもなりません 1ヵ所でもいいので 逃げ場所を決め そこまでの逃げ道を確保できる耐震対策を とっておくことが大事になるのです 次回壁や天井の補強を簡単に施工する方法と予算を提案します   

耐震診断のその後…

この夏は暑かったですね まだまだ暑さが続くと気象庁の発表がありましたが もう10月ですよ~  猛暑日が続いても異常気象とは呼べないくらい 普通の感覚になってしまいましたね 異常といえば先週から頻繁に地震のニュースが目につきます 最近の地震では新潟上越地方の地震で長野県北部でも震度3も記録されました 震度3の揺れって怖いですよ 建物によってはかなり揺れます 長野県の建築物の耐震改修促進事業は 平成14年度に始まり27年度まで実施されていますが その主な事業内容は耐震の診断です さてその診断を行った建物が即耐震改修出来るかというと かなり道のりは険しい状況です データ上では資金調達や行政の支援があれば改修を行いたいと 考えていられる方が7割を超えていますが 実際に耐震改修を行うとなると200万~1000万超  いくら行政の補助金が満額で60万あったとしてもなかなか踏み切れない 56年以前の建物だとすると老朽化に合わせて生活様式も変わり 家族構成も変わり さらに今後の生活変化もあるので 簡単に耐震だけの改修を と考える方は少ないのではないでしょうか… けれども地震が起こってからでは遅いのです!!! 就寝時の安全を と考えていられる方が38%もいらっしゃいます そして家具の転倒防止だけでもという方も入れれば46% ならば住宅の耐震強度を補助金が下りるまで上げずとも 出来るだけ費用と時間を掛けずに今すぐできる耐震補強を した方がいいに決まっています 次回はその方法を具体的にお教えしたいと思います

梅雨を前に…

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皆様いかがお過ごしですか毎日のお仕事ご苦労様です 5月の連休前からこの6月に入るまでよく雨が続きましたね 子供たちの修学旅行や遠足にヒヤヒヤされていた方も多いのでは そして農家の方々は毎日空とのにらめっこだったのではないでしょうか 田植えが終わった後の稲がようやく少し伸び始めて 田んぼが緑に染まるようになりました かと思えばいきなりの30℃超えの暑さ 身体も疲れやすくなっていませんか でもだからといって急に冷たいものばかり摂っていると反対にもっと疲れやすくなってしまうのでご用心を 5月はこの雨のせいでしょうか 水を呼び込んでしまったようで この所漏水工事に追われていました こちらは2階からの排水の漏水 居室ほとんど全ての天井を解体しました このような漏水工事も保険でカバーできると助かりますね こちらは押入れの天井に屋根からの雨水の漏水 屋根の梁を伝って部屋の中まで雨漏りが出てきてしまい(-0-); そして屋根の塗装と折半止め具を交換 大きな出費となってしまいました こちらも2階の配水管からの漏水 台所の天井を解体しての配水管の修理をし 2階で使用していた温水器をガスボイラーに交換しました 水廻りが使用できないと生活はすぐに滞ってしまいます 早急に修理をして使えるようにしてあげたいのですが。。。 天井工事の大変さは部屋の荷物を片付けないと出来ないということ 当然ですが埃も舞うし足場も必要となります 結果荷物を全て移動させて解体 そして張替えてまた荷物を移動 居住者の方には本当にトレスになるような出来事ですね 漏水は防げるようで防ぐことが難しい予期せぬ出来事!!! それだけに出来るだけ早い工事を心がけております とにかくおかしいなと思ってら速攻でに業者に見てもらったほうがいいですよ

オープンしました♪

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5月1日 松本市内国道19号線沿いに らーめん  流  さんがオープンしました 流さんのラーメンはとんこつベースでありながらさっぱり 臭みもありません ぜひ皆さんもお出かけください!!! 看板施工中のところです お天気が続かずに雨に見舞われて オープンに間に合うのか冷や冷やしましたが 晴れ間に合わせて速攻施工でした 客席数は25席 さわやかな内装です らーめん  流  定休日 水曜日(祝日の場合は翌日) お昼 11:30~14:00 夜  18:00~22:00

春が来ましたね

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今年も桜の花が咲き始めました 毎日通る松本城の堀端の桜もこの3日ほどで開き始め街の中は桜色に染まりつつあります こうして見ると松本の街は桜が多いですね 桜色の桜が咲いてみると気づかされます 暖かくなってようやく外回りの工事も進むようになりました 先日はアプローチの工事が完成しました  長い敷地内のアプローチをフラットにさせ  玄関先の雨の日の足場対策と もともと敷いてあった明科の砂が雨ではじかれたり 靴底に付いて建物内に入り込むのを防ぐために 石に見せたデザイン土間と明科砂に似た固まる砂で 経費節減と工期短縮にもつながり そして玄関アプローチに上がるステップも1段増やして上りやすくなりました 長い土間にはクラック防止のタイルも埋めポイントにしています これから門の周りには花が咲くということで明るいイメージになりました

アンティックが熱い

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先日 木曽の漆器やさんのアンテナショップを見せていただきに行ってきました 懐かしいにおいのする家具を新しい使い方で見せていて 工芸家具の漆塗りでさえ新しい なんだかワクワクとさせられていきました 輸入先もアジアの様々なところから材を仕入れていましたが 製品についてもしっかりと管理されていたので 今時のアジアンテイスト家具とは一味違う感じでした ちょうどセール中だったので価格を見て 欲し~い!!! 思わず持ち帰りたくなりました 最近気になるお店や建物はこのアンティックが使われているお店が多くて 上手に今風にアレンジされて使われていますね あこがれてしまうアイテムです

壁の穴あき補修

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あ~やっちゃった!!!壁に穴が~  という事ありますよね 故意じゃなくとも そういう事も… 私の知人のお宅では息子さんが突然壁を殴りボコンと大きな穴をあけたという過去もありました 外で発散されるよりは良かったと言っていましたが(-.-;) 穴はボードが下地の場合簡単に直すことが出来ます クロスは新築から1・2年しか経たないお宅でも キッチンに面したリビングや人の出入りの多い部屋ですと どうしてもクロスの張り替え部分が目立ってしまいます 年月の経ったお宅ならこれを機会に全面張り替えのチャンス でもまだまだ張り替えるのには時期が早い そんな時には場所的に可能だったら その壁の位置にニッチや飾り棚など設けたり 枠をつけてコルクを貼りピン刺し可能の情報コーナーを作ったり または柄物のクロスで変化をつけたり いつか家族の思い出話になるのかも知れませんね (^0^) 下地を交換せずに可能な補修方法もあります 穴を見せてください すぐに補修に伺います

シート貼りの達人たち

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一般的にはあまり知られていませんが 店舗などの内装工事ではシート貼りをよく多用します シートといえばたいていの方が思い浮かべるのは カッティングシートだと思います かなり昔から簡単お手軽なリノベーションに使えるマテリアルではあるのですが… よく使われるアイテムとしては キッチンの扉のイメージチェンジ 私の姉も賃貸のキッチンの扉が気に入らないときにカッティングシートを使い イメージを変えていました 費用をかけずにすぐにイメチェン住宅でもかなり使えるものなのです デザインも多種多様 賃貸のキッチンもシックになり年代物も気にならなくなります このシート平面ばかりではなく曲面や細かな使いかたも出来て 店舗などには本当に良く使われています 下駄箱のカウンターにもシートを貼りました コンセントプレートも 換気扇グリルも新品同様になります 当然かなり熟練の職人にならないと細かなシート貼りや 湾曲したものなどは難しいのですが 特に社長はこのシート貼りを得意とし 何でもシートで生まれ変わらせていきます これが職人の仕事なんだなーと感心させられる技ですね                          byトダ

地震大国

昨日は阪神大震災からちょうど15年が経ち 被災地では震災発生時に祈りがささげられていました 遠く南の島のハイチに起きた地震でも数多くの犠牲者とまだ救出されたいない人々また家を無くした人々がまさに今苦しんでいます 深刻な状況は今後も続いていくことでしょう 神戸の災害時に建物倒壊で亡くなられた方は約8割を超えていました 私も震災後の大阪周辺を飛行機の上から見て驚いたのは ブルーシートを被せた屋根のその多さ 最初は何で青いのか解らないほどでした しっかりして見えるその建物でもかなりの損壊があったことがわかります その教訓を活かし 行政ではその後耐震補強に力をいれ地方行政でも様々な提案と補助金などの助成にも力を入れていますが 時が経つにつれ耐震診断などの申し込み数は減少しているようです そして診断を受けた後補強が必要だと思われる住宅に住む方の中でも費用をかけ補強工事まで行うまではなかなかいかないようです いくら助成金が降りても自己の負担額が大きい事 工事に到までの不便さ 更に状況がわかったところで諦めてしまう 家庭に事情が大きいのだと思うのですが やはりどこか人事…  そう思ってしまうの人の常ですね これまで耐震診断を行い行政の安全基準である数値をクリアーしているお宅は 1件 もありませんでした 現在の建築基準法が適用される以前の昭和56年より前にたてられた住宅を調べているので当然といえば当然のことなのですがそして当然居住されている方の年齢も高齢の方ばかりです 阪神の大震災以降も新潟の震災 そして頻繁に起きている6度前後の地震 いつ何処で7度を超える地震がきてもはおかしくない状況です 2002年には長野県も地震対策強化地域に指定されました そして地震の災害のニュースが流れる度に身内の住宅はどうだったかなっと思いをめぐらしてみます 狭い部屋に背の高い家具があったり 逃げ道となる通路に物が置いてあったり 寝室のに2階があり南側の広縁には大きなサッシ 基礎となるところには石束 軽い地震の度にも揺れを感じるような古い家です でもいつか改修出来れば良いかなっとその時を延ばしている状態です 耐震改修の方法は様々です それは構造によって異なるのですが 木造一般住宅の改修は開口部を構造壁に変える 基礎補強と 補強された基礎と建物の緊結 1階部分に架かる重さを軽くするなどです 大きな改修も必

謹賀新年

紅寿 社長の赤羽です 明けましておめでとうございます 皆様はどんな年の瀬を迎えられましたか 昨年後半は建設業界には嵐が吹き荒れ、毎日のように新聞をにぎわせていました さすがの私も新年を無事迎えることができるのか 小さな胸を震わせドキドキしながら過ごしていましたが しかしこんな時こそ フットワークの軽さと チームワークの良さが 紅寿の一番の強み だからこそ今がお役に立てる時だと思っています 今年も今までどおり紅寿の 一つ上を行く提案と自社職人による丁寧な施工 そして すぐ行動し   すぐに結果を出すことをお約束します 今までお世話になっていた工務店が倒産し頼るところを失い相談することも出来ずにいる方 ぜひ頼ってください また その他建築について相談先を迷っていらっしゃる方 そんな方が回りに 知人にいる方 ぜひ情報をください すぐに飛んで行きます 今年も紅寿のスタッフ共々お役に立てるよう頑張ります! みんなで良い年にしましょう