地震大国

昨日は阪神大震災からちょうど15年が経ち
被災地では震災発生時に祈りがささげられていました

遠く南の島のハイチに起きた地震でも数多くの犠牲者とまだ救出されたいない人々また家を無くした人々がまさに今苦しんでいます 深刻な状況は今後も続いていくことでしょう

神戸の災害時に建物倒壊で亡くなられた方は約8割を超えていました
私も震災後の大阪周辺を飛行機の上から見て驚いたのは
ブルーシートを被せた屋根のその多さ 最初は何で青いのか解らないほどでした
しっかりして見えるその建物でもかなりの損壊があったことがわかります
その教訓を活かし 行政ではその後耐震補強に力をいれ地方行政でも様々な提案と補助金などの助成にも力を入れていますが 時が経つにつれ耐震診断などの申し込み数は減少しているようです

そして診断を受けた後補強が必要だと思われる住宅に住む方の中でも費用をかけ補強工事まで行うまではなかなかいかないようです いくら助成金が降りても自己の負担額が大きい事 工事に到までの不便さ 更に状況がわかったところで諦めてしまう 家庭に事情が大きいのだと思うのですが やはりどこか人事… 
そう思ってしまうの人の常ですね

これまで耐震診断を行い行政の安全基準である数値をクリアーしているお宅は1件もありませんでした
現在の建築基準法が適用される以前の昭和56年より前にたてられた住宅を調べているので当然といえば当然のことなのですがそして当然居住されている方の年齢も高齢の方ばかりです

阪神の大震災以降も新潟の震災 そして頻繁に起きている6度前後の地震
いつ何処で7度を超える地震がきてもはおかしくない状況です
2002年には長野県も地震対策強化地域に指定されました
そして地震の災害のニュースが流れる度に身内の住宅はどうだったかなっと思いをめぐらしてみます

狭い部屋に背の高い家具があったり 逃げ道となる通路に物が置いてあったり
寝室のに2階があり南側の広縁には大きなサッシ
基礎となるところには石束 軽い地震の度にも揺れを感じるような古い家です
でもいつか改修出来れば良いかなっとその時を延ばしている状態です

耐震改修の方法は様々です それは構造によって異なるのですが 木造一般住宅の改修は開口部を構造壁に変える 基礎補強と 補強された基礎と建物の緊結 1階部分に架かる重さを軽くするなどです

大きな改修も必要なこととは思いますが 今出来ることは荷物を片付け 手元に靴と懐中電灯 そしてそのときにどう逃げるのか 家から火を出さないにはどうするのか 家族がバラバラな時にはどこでどう連絡を取り合うのか もう一度 最低1年に1回は想定し 確認できたらいいですね
今日という日をその日にしてみませんか

紅寿では耐震の相談をいつでも受け付けています
ぜひお気楽に相談してください
そして一日でも早く不安を取り除き安心できる状態にしておきましょう
それは自身の為でもあり家族の為 そして地域の為にもなるのです 

コメント

このブログの人気の投稿

この時期の投稿としまして

松本市移住計画

ここらの皆様のはおなじみでしょうが・・・